洞窟物語

昔まだバージョンが1.00になっていなかった頃にプレイして、途中止めてたのですがふと思い出し再DL,再プレイしました。
前は隠しマップをクリアできなかったのですが、今日目出度くクリアしました。結構感動し、充実感もありました。

で、このゲーム滅茶苦茶面白かったのですが、何が面白かったんだろう。とりあえず、最後の隠しマップでは難易度がかなり高かった為、マップにおけるオブジェクトの配置・敵の配置、出現タイミング、ボスの攻撃パターンを体験し、それに対応する攻略パターンを作ることで以前進めなかったところが進める、もしくはダメージを少なくする事が出来る様になる。それによって、少しずつクリアへの道が開けていく過程が非情に面白かった。これは多分ゲームの楽しさを考える上で非情に基本的な物だろう。クリアと言う目的に対し、技術の向上・工夫によって目的に近づくという結果を得られる。それによって楽しさを感じる。努力にたいする評価、とかどこかで書いてあったような気がする。

他に面白かった所は、キャラクターの可愛さや、一本道であるストーリーがステージクリア型のアクションゲームにマッチしていた事、シンプルな使用ボタンとその機能(十字キーで移動、ジャンプ・攻撃ボタン・メニューボタン・マップボタン・武器変更ボタンの7種類)。慣れるのが楽な分、ステージにある程度(最近と比べれば)厳しい難度を設定し、先ほど上げた技術向上・工夫による楽しみが得やすいようになっている。分かりやすい目的と、目的までの抵抗、そして導入の簡単さ、というのはゲームの楽しさの基本ではないのだろうか。まだ自分が楽しいゲームを作れるかは分からないが、この事を脳内にメモしておこう。ゲームデザインに苦労した時に発想の種になりそうだ。