オレは『涼宮ハルヒの消失』最終章に感謝している。あそこを読まなければ俺自身をＳＡＴＵＧＡＩしていたから……

　と言うわけで、アニメが流行り小説も読み進めております。消失までは借りて読んでいますが、この消失を読み終えた時点で全巻購入決定。これから先グダグダになることを知っていても構わない。

　オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな。このはてしなく遠いハルヒ坂をよ……（未完

　寧ろ、小説を書くためのバイブルに近い扱いになる予定。やっぱりあの独特な独白は読み込んでいかないと真似できそうにないので。

　で、消失を読んで感想を。ネタバレにならない程度に書きます。
　正直、前3巻（憂鬱・溜息・退屈）に比べて全然面白かったのは間違いない。寧ろ憂鬱読んだ時でさえ普通だなーと思っていた。
　消失の内容としては、前3巻とは違いストーリー構成がとても面白かった。
　そして消失を読んで、本当ラスト付近のハルヒが無かったら、世間の長門の渦に巻き込まれているところでした。確かに消失の長門さんは本当に可愛い。キョンの鈍感っぷりも酷かった。そしてこの話でキョンはまた一歩進んだのというか、一段階深みに嵌ったというか。
　後、あとがきの内容で色々過去を思い出しました。懐かしい思い出が湧き上がってきて、ちょっと得した気分です。

　さて、これから書かれてる内容は短編集ばっかの様なので、SOS団の活躍や人間関係の推移、変化を楽しみに読んで生きたいと思います。後、みくる（小）が活躍できます様にっ。あ、古泉は適当に頑張れ。